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新渡戸 稲造
新渡戸稲造物語 日本と世界をつないだ武士道の著者/Inazou Nitobe
『武士道』の著者として知られ、五千円札の肖像画にもなった新渡戸稲造は、江戸時代末期の1862年に今の岩手県で、盛岡藩士の子として生まれました。9歳で盛岡を離れ東京に移り住み、その後農業を研究するため札幌農学校に進みました。
東京大学進学の際、面接で「太平洋の架け橋になりたい」と宣言した稲造は、その言葉通りにアメリカへ留学。生涯の伴侶となるメリー・エルキントンと出逢います。ドイツ留学を経て結婚し、アメリカ滞在中に『武士道』を執筆。日本で初めての農学博士となりました。その後、日本の植民地であった台湾総督府に赴き、糖業の発展に寄与。教育者としても多くの後進を育てました。
第一次世界大戦後の1920年、国際連盟が設立されると事務次長に就任。太平洋だけでなく世界の架け橋となりました。
再生時間: 17分指導のコツ