津田梅子
「津田梅子物語」日本の女子教育に人生をささげた女性/Umeko Tsuda
あらすじ
日本の女子教育の先駆者で、津田塾大学創設者である津田梅子の生涯をアニメ化。
幕末(1864年)の江戸で生まれた梅子(当時はうめ)は6歳で岩倉使節団の最年少留学生として船でアメリカに渡りました。明治15(1886年)までアメリカに滞在、ともに学んだ山川捨松(のちの大山捨松)と永井しげ(のちの瓜生繁子)とは「トリオ」として生涯助け合いました。
帰国後、まだまだ女性の社会進出など許されていなかった日本で挫折感を味わい、再び留学を決意。フィラデルフィア近郊の大学で生物学を学びました。そのままアメリカで研究者の道を進むよう勧められましたが、日本の女子教育の道を開くことこそ自らの使命であると断り、再び祖国の地を踏みました。
明治33(1900年)「女子英学塾」を設立。これがその後の津田塾大学となり、日本の女子教育の礎を築きました。塾運営が始まってまもなく健康を害し、療養生活を送ったものの昭和4(1929年)、64歳で亡くなりました。生涯独身を貫きました。
2024年に発行される5000円札の肖像画となります。
再生時間: 15分指導のコツ
動画をより深く子どもたちが理解し、考えるために
視聴後に簡単な声かけや感想を聞く事で、子どもたちの理解はより一層深まり、考える力が身につきます。下記のアニメ手引き書をご活用ください。
アニメ手引書
指導者用手引書 ※授業で使うための概略を説明しています。子ども用手引書 ※質問に答える形で授業に使っていただけます。
声かけ集
(1)6歳の梅子は、一人でアメリカで暮らすことになって、
どんな気持ちだったかな?
(2)梅子が、勉強を頑張ったのは、どうしてだろう?
(3)昔の日本では、女性は学校に通えなかった。その事をどう思う?
(4)梅子にはすてきな仲間がいたね。仲間のいいところって何だろう?
(5)キミは、将来どんなことをやりたい?
そして、それをやり遂げるためには何が大切だと思う?
(6)「私はこんな風に思った」「私はここが面白かった」など、
お友達といろんな話をしてみましょう。
また、おうちの人にもDVDで見たことを教えてあげましょう。
指導のコツを携帯に送信し、子ども達に動画を見せながら、活用することができます。