渋沢栄一
「渋沢栄一物語」日本の豊かさを作った偉大な人
あらすじ
2024年から一万円札の肖像画となる渋沢栄一。日本資本主義の父とも呼ばれる彼の生涯を分かりやすくたどったアニメーション作品。
1840(天保11)年、栄一は現在の埼玉県で藍玉作りや養蚕を営む農家に生まれ、幼い頃から父や従兄弟から学問の手解きを受けて「論語」などを学びます。「尊王攘夷」思想の影響を受けた時期もありましたが、その後は一橋慶喜に仕えて実力を発揮。27歳の時、15代将軍となった徳川慶喜の実弟・徳川昭武に随行しパリ万博を見学するほか欧州諸国の実情を見てきました。維新後に帰国し、静岡に「商法会所」を設立。その後明治政府に招かれ大蔵省の一員として新しい国づくりに深く関わります。
1873(明治6)年に大蔵省を辞めて「第一国立銀行」の総監役(後に頭取)となってからは、株式会社組織による企業の創設 ・育成に力を入れ、生涯に約500もの企業に関わるとともに、約600の教育機関 ・社会公共事業の支援も行いました。「道徳経済合一説」を説き続けノーベル賞候補にもなりましたが、1931(昭和6)年、91歳で亡くなりました。
指導のコツ
動画をより深く子どもたちが理解し、考えるために
視聴後に簡単な声かけや感想を聞く事で、子どもたちの理解はより一層深まり、考える力が身につきます。下記のアニメ手引き書をご活用ください。
アニメ手引書


声かけ集
(1)栄一はどんな子どもだった?
(2)栄一は、犬を布団にいれてあげましたね。どんな気持ちだったのでしょう。
(3)栄一はパリで、話し合う事の大切さを学びました。
キミは友だちと話し合いますか?話し合うのはどんな時ですか?
(4)栄一が「みんなでがんばって、みんなでもうけたい」と思ったのは
どうしてだと思う?
(5)キミは、将来どんなことをやりたい?
そして、それをやり遂げるためには何が大切だと思う?
(6)「私はこんな風に思った」「私はここが面白かった」など、
お友達といろんな話をしてみましょう。
また、おうちの人にもDVDで見たことを教えてあげましょう。
指導のコツを携帯に送信し、子ども達に動画を見せながら、活用することができます。
