小林一三さん – 公益財団法人 藤井財団

公益財団法人藤井財団


小林一三さん

みんなの笑顔のために働いたアイデアマン



あらすじ

世のため人のためになりたい半熟卵のはんじゅ君と一緒に、伝記の世界に飛び込んでいこう。
今からおよそ150年前、山梨県で生まれた小林一三が主人公。小さいときに母を亡くし、作り酒屋を営む親戚の家で育てられた一三は、人を喜ばせることが大好きだった。
東京に出て慶應義塾に進んだ一三は小説家になりたかったが、就職先は銀行。それでも一生懸命仕事に励んだ。
30代で大阪と箕面を結ぶ鉄道を作る仕事を始めたが、そこにはあまり人が住んでおらず頭を抱えてしまった。しかし、そこでへこたれないのが一三だった。街がないなら、街を作ってしまおうと、その後の鉄道経営のモデルとなる宅地開発と鉄道事業を同時に進めたのだ。
アイデアマンの一三は沿線に動物園を作ったり、温泉施設を作ったりして事業を広げていったが、宝塚のプールだけは閑古鳥が鳴いていた。そこで、一三はプールを大改装して少女歌劇団を作ってしまった。それが今も人気の宝塚歌劇団だ。
当時、百貨店は駅ターミナルから離れた場所にあって不便だったので、梅田駅の隣に百貨店を作ってしまった。今でいう駅ビルやショッピングセンターのはしりだ。庶民にとって高嶺の花だったライスカレー人気で、食堂は大流行り。他にもプロ野球球団を持ったり、映画会社を作ったりと、一三はずっと人々を喜ばせていた。

再生時間: 14分

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