■本がつなぐご縁 ― 四国中央市から藤井財団への感謝を込めて
四国中央市の大西賢治市長より、感謝状を頂戴いたしました。

これは、藤井理事長が制作・監修に携わった「世のため人のためアニメシリーズ」DVD を、四国中央市内の小中学校および図書館に寄贈されたことへの感謝を表すものです。
子どもたちが“志”や“生き方”を学ぶ機会を届けたいという思いから実現したこの寄贈に、市として深い敬意が示されました。
贈呈式とインタビューは、グランフロント大阪にある藤井財団事務所で行われ、大西市長が直接訪問。温かな空気の中、ふるさとへの想いと教育への信念が語られました。
■「子どもたちに“本”との出会いを」(大西市長)
大西市長はまず、藤井理事長の長年の尽力に対し、深い感謝の気持ちを述べました。
「藤井理事長には8年にわたり、子どもたちの成長に寄り添いながら読書環境づくりにご尽力いただきました。四国中央市出身として、ふるさとを思うそのお気持ちに心から感謝しています。」
さらに市長は、子どもの頃の読書体験が人生に与える影響について触れ、こう続けました。
「どんな本や人に出会うかで、子どもたちの未来は大きく変わります。
偉人たちの生き方や考え方に触れることができる環境を整えることは、教育行政としても非常に意義深いことです。」

■「本が人生を豊かにする」(藤井理事長)
藤井勝典理事長は、市長からの言葉に笑顔で応じながら、自身の原点と読書への思いを語りました。
「私は川之江町という小さなまちで生まれ、高校卒業まで地元で育ちました。
これまでの人生を振り返ると、本を読むことで多くを学び、実践を通して成長してきたことが、仕事にも人生にも大きな糧となりました。」
特に心に残っているのは、経営者・稲盛和夫氏の著書との出会いだといいます。
「稲盛さんの本を読んだことがきっかけで、実際にご本人とお会いする機会をいただきました。
もし本を読んでいなければ、そんなご縁は生まれなかったでしょう。
今回、大西市長とお会いできたのも、本がつないでくれたご縁だと思っています。」
さらに、子どもたちへの願いを込めてこう語りました。
「漫画でも何でもいい。子どものうちに“本を好きになる”ことが、人生を豊かにしてくれる第一歩です。
80年近く生きてきて、それは確信になっています。」

■「紙のまちから、新しい文化の花を」(大西市長)
大西市長は、四国中央市が「紙のまち」として培ってきた文化に触れながら、読書を通じたまちづくりへの期待を語りました。
「四国中央市は紙産業を基盤に発展してきました。
だからこそ“本”という形で人と人がつながることに特別な意味を感じます。
藤井理事長の活動は、紙のまちにとっても誇りです。」
藤井理事長もまた、
「改めて“紙のまち”である四国中央市と関われたことを嬉しく思います。
こうして地元に恩返しができて光栄です」
と感謝の気持ちを述べました。
🌱 未来へつなぐ読書の力
本を通じて広がるご縁、そしてふるさとを想う心。
藤井理事長と大西市長の言葉からは、
「学び」や「文化」がまちの未来を照らしていく力を感じます。
本を手に取ること、その小さな一歩が、子どもたちにとって大きな夢への扉となる――。
そんな想いを胸に、四国中央市と財団の新たな取り組みが、静かに始まっています。

2025年11月6日(木)藤井財団事務所にて