[本や映像から生まれる子どもたちの未来]
子どもたちが未来へ踏み出すきっかけは、ふと手に取った一冊の本や、一つの映像から生まれることがあります。
今回、財団が制作した「世のため人のためアニメシリーズ」を、大阪市立中央図書館へ寄贈しました。
石田館長をはじめ、図書館の職員の方々にお話を伺うと、そこには “子どもたちへ良質な物語を届けたい” という温かい思いが広がっていました。
先日、藤井財団が制作した「世のため人のためアニメシリーズ」12巻セット(24セット)を、大阪市立中央図書館へ寄贈してまいりました。
大阪市立図書館すべてに、所蔵されました。

このシリーズは、世の中に大きな貢献をした偉人たちの物語を、子どもたちにも親しみやすいアニメで伝えるものです。
今回の寄贈にあたり、図書館のみなさまからお話を伺う機会をいただきました。
石田館長はまず、「市販されていない作品で、内容も非常にわかりやすい」と評価してくださいました。
特に、映像だからこそ伝わる“訴求力”に期待していただいており、子どもたちが自然と手に取りやすい作品になるだろう、とのことでした。
図書館でDVDを扱うには、貸出利用に必要な著作権処理がされていることが必須だそうです。
その点についても、「財団側が正式に図書館向けとして提供してくださっているので安心して受け入れられる」とおっしゃっていただき、私たちとしてもホッとした瞬間でした。
また、図書館への寄贈は、もともとは学童施設からスタートしましたが、「図書館にも置いてほしい」という声をきっかけに一気に広がりました。
石田館長も、「寄贈品を見れば、きちんと作られた作品だと伝わってくる。だからこそ全国で受け入れられているのだと思う」と言ってくださり、制作に込めた思いが届いたようで胸が熱くなりました。
さらに、12人の偉人をまとめた12巻セットについては、「ボリューム感があり、次の巻へ読み(見)進められる導線がある」と評価していただきました。
1人の物語だけでなく、多くの人物を横断しながら学べるという点が、図書館としても魅力に映ったようです。
図書館としては今後、ホームページなどで紹介し、来館した子どもたちが自然に手に取れる環境を整えてくださるとのことでした。
「学童で見られなかった子が図書館で偶然出会う、そんな“つながり”が生まれたら嬉しい」と語ってくださった言葉が印象的でした。


なお、このアニメシリーズは英語版をYouTubeで公開しており、英語学習の場でも活用いただけるよう準備しています。

そして今回、大阪市からは寄贈規模が基準を満たしたことにより、感謝状をいただきました。
図書館は、誰もが平等にアクセスできる場所です。
この大阪から、日本全国の図書館へ同じような取り組みが広がっていくことを、私たち藤井財団は心から願っています。
